MySQLでデータベースを実際に作成してみた件

MySQLでデータベースを実際に作成してみた件

データベースの作成

MySQLを使いローカルにデータベースを作成してみたいと思います。
まずはMySQLを起動し、Root権限でログインしていきましょう。
※起動時のバージョン番号はご自身の環境に合わせ適宜変更ください。

// 起動
brew services start mysql@5.7;
// ログイン
mysql --user=root --password;

‘mysql>’が表示されれば成功です。
ログインが完了したのでさっそくデータベースを作成しましょう。
データベースはプロジェクト単位で作成します。
今回は簡単なチャットアプリを作成することを想定し、データベース名は’chatApp’で作成します。
以下のコードでデータベースを作成しましょう。

CREATE DATABASE chatApp;

データベースが作成できたか確認します。
以下のコードでデータベースの一覧が確認できます。

SHOW databases;

chatAppが作成されていれば成功です。

データベースにテーブルを作ろう

データベースにテーブルを作成していきます。
まずはどのデータベースにテーブルを作成するか選択します。
以下のコードで選択しましょう。

USE chatApp;

選択が完了したらテーブルを作成します。
以下のコードがテーブル作成のコードになっています。

CREATE TABLE users (id INT AUTO_INCREMENT, name TEXT, PRIMARY KEY (id)) DEFAULT CHARSET=utf8;

入力が完了したらテーブルが作成されたか確認しましょう。
テーブルの確認及びテーブル構造の確認は以下のコードです。
※データベースの選択がされている前提です。

// テーブルの確認
SHOW tables;
// テーブル構造の確認
DESCRIBE users;

usersテーブルが表示されれば成功です。

今回CREATE TABLEの引数についての説明は割愛しますが、プロジェクトに応じて必要な項目を入力してください。

テーブルでデータを扱ってみよう

作成したテーブルの中で簡単にデータをCRUDを試していきたいと思います。
まずは、Createです。
テーブルにデータを挿入していきます。

INSERT INTO users(name) VALUES ('user01');

次にReadです挿入が成功したか確認しましょう。

SELECT * FROM users;

テーブルが表示されれば成功です。
次にUPDATEです。以下のコードを試してみましょう。
※nameのあとの値はテキストデータであることに注意しましょう。

UPDATE users SET name = 'user001' WHERE id = 1;

最後にDELETEです。

DELETE FROM users WHERE id = 1;

以上でテーブルに関するCRUDの処理はできるかと思います。
WHERE句などの詳細は別途記事にしていきたいと思います。

データベースを削除しよう

最後に今回作成したデータベース内のテーブルの削除、データベースそのものを削除の両方を試していきたいと思います。
テーブルの削除のコードは以下になります。

DROP TABLE users;

‘SHOW tables;’で削除されたか確認しましょう。
usersテーブルがない、もしくはEmpty setと出てくれば削除は成功です。
次にデータベースを削除してみましょう。コマンドは以下になります。

DROP DATABASE chatApp;

‘SHOW databases;’でデータベースを確認しましょう。
chatAppが表示されなければ成功です。